ヘルメットの選びかた

 

 

 

 

「私は絶対転ばない」そんなのウソです。バイクは転倒することを前提に走行する

バイクは自動車と決定的に違うのが、全身がむき出しだということです。
4輪の自動車であれば普通の服装でも十分安全性が担保されますが、
バイクではそうは行きません。
自分の体を守ってくれるものは運転技術だけではなく、
身につける装備が重要になってきます。

 

 

安全上、しっかりとしたライディング・ギアを選ぶ必要があります。
装備次第で大怪我になるところが軽症で済んだということも、良くある話です。
バイクは4輪と違い、タイヤが2つしかありません。
そう考えるとコケルことを前提に走行するのが重要でしょう。
教習所でもこけたときの対処法などを教えてくれます。

 

 

ライディング・ギアには3つの種類があります。
オンロード装備、トレールラン装備、トライアル装備です。
ライディング・ギアは安全性と運動性を兼ね揃えたものを
揃えるようにしましょう。
機能性を無視し、かっこよさだけを追求すると逆にダサくなってしまいますし、
安全性や運動性が失われてしまい本来の目的を達成できません。
しかも、安全性や運動性が低くなるとバイクに乗るだけでも一苦労になってしまいます。

 

 

ただし、安全性と運動性を両立させる事は難しいです。
運動性を重視すれば安全性は低下しますし、安全性を重視すると運動性が低下します。
バランスのよいライディング・ギアを選ぶようにしましょう。

 

 

 

 

ヘルメットの選び方1 ヘルメットの形状

ライディング・ギアの中でも一番重要なのがヘルメットです。
その理由は最も大事な頭を守る装備だからですが、
バイクで事故をしたときは頭を打ち付けやすいからです。
腰から倒れても、頭というのは重い器官のため
重心がぶれて地面に打ち付けやすくなってます。
しかも頭はヘルメット無しの場合に20キロ程度の速度でぶつけても
頭部破裂で死亡事故になったケースもあります。

 

 

ヘルメットにはフルフェイス型とジェット型、セミジェット型があり、
さらにオンロード用、モトクロス用、トライアル用に分類できます。
これらの中から自分のバイク用途に適したヘルメットを選びましょう。

 

 

重要なのは衝撃吸収性に優れているかどうかです。
ヘルメットは3方向からの衝撃を吸収しなければなりません。
前頭部、後頭部、側頭部の3箇所です。
衝撃吸収についてはJIS規格やスネル規格などに適合していることが
ある種の目安になるでしょう。
あとはこれらを総合的に判断しフィット感を確かめましょう。
いくら衝撃吸収がよくてもフィットしなければ意味がありません。

 

 

大事な命を守るものですから、安い方がいいというような選び方はいけません。
少なくとも2万から3万円は相場だと思いましょう。
日本人の頭にはやはり国内メーカーのヘルメットが良いでしょう。
メーカーはアライ、ショウエイのいずれかを選んでおけば間違いありません。
間違っても数千円で販売されている中国製ヘルメット購入してはいけません。
万が一を考えて装備をそろえることが重要です。

ヘルメットの選び方2 実際に被ってみる

ヘルメットは安全性重視で選ぶべきですが、それに加えて
頭全体にきっちりとフィットする適切なサイズを選びましょう。
ヘルメットを装着する前によく手にとって、「コレは重い」と言っている人がいますが、
それは間違っています。
ヘルメットは手に装備するものではなく、頭に装備するものです。
大事なのは手に持ったときの重さではなく頭に装着したときの重さです。
しかし、重さよりもフィット性を重視しましょう。
軽いか、重いかで決めてはいけません。

 

 

まず、ヘルメットを被って首を左右に振ったときにグラグラしないこと、
そして部分的な締め付けや強く当たる部分がないこと、
締め付けが全体的にきつすぎるものは避けましょう。
バイクに乗るのは5分や10分といった短時間ではありません。
1時間以上もの長時間乗ることも想定しなければなりません。

 

 

そうなると自分の頭に合ってないと走りに集中できなくなったり、
締め付けで運転していられなくなってりします。
そうならないように自分の頭に合わせて選ぶ必要があります。
もう一つ、夏場の暑さ対策も必要です。
空気がヘルメットの中を通過する仕組みを採用しているものがあり、
ベンチレーションシステムと呼ばれていますが
そういった機能のあるヘルメットを選ぶことも頭に入れておきましょう。